スチール
steel
ボンデ鋼鈑 SECC t-1.6 箱曲げ
ボンデ鋼鈑 t-1.6ミリ複雑な形状の箱曲げになります。
軒天パネルのコーナー部になる曲げ物です。
裏側の写真です。通常は赤線のようにトメ(45度)にカットした部材を溶接で一体型にしてコーナー部を製作することが多いのですが平面部分である赤線部分を溶接すると歪が発生してしまいます。
今回は赤線の溶接長が長いことと、軒天部分が良く見える位置に施工されることもあり、コーナー一体型で曲げ加工を行いました。緑丸部分に立上りのアングルを溶接してなるべく溶接歪が出ないコーナーに仕上げています。
黄四角部分の折り返しが大きいため角部分まで金型が入らない為、スリット加工を施しております。
スリット部分の拡大に写真になります。
1ミリのスリットを入れることにより金型が入らない部分も曲がります。角の部分のスリットは溶接で埋めても歪は発生しにくい場所なので当社ではこのような方法で曲げさせて頂いております。
内側部分(オレンジ三角)も少し曲げが難しい場所になっております。コーナーと同じく溶接個所を減らすために今回は曲げております。ピンク×印部分の長さによっては曲げが不可能な場合があります。
製作数量 2か所
大阪の板曲げ専門店
はじめ工房