ステンレス
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ステンレス2B材 t-1.5ミリ 箱曲げ
ステンレス2B材の床ハッチの補修用の箱曲げさせて頂きました。
重量が掛っても大丈夫なように内部にハット型を入れたいとのご要望でした。しかし、箱曲げの内々丁度の補強をお考えでしたが、品物が大きければ斜めにして入れることも可能ですが、今回は小さくて箱曲げ完了後にはハットの補強部材は入りませんでした。
そこで
先にハット型を曲げて(取手の切欠きなども切り欠いて)箱曲げの準備をします。
箱曲げの三方を曲げて内部にハット曲げを入れます。
この時、ハットの方向はしっかり確認が必要です。
(一度反対に入れてすべて再製作した経験があります。(笑))
そして残った一方を曲げて行きます。
ハット型を金型に影響がない場所に動かして曲げます。この時サイズによっては金型が外れない場合が発生するのでサイズによってはこの方法が取れない場合があります。
曲げ完了です。
通常は箱のカエリの内々で製作して溶接で固定しますが、この方法だと溶接量が少なくすみ(位置の固定のみ)加工時間の削減に繋がり、尚且つ強度は溶接ではなく板で重量を持たせることになるので、頑丈になります。
製作数量 1台
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