スチール
steel-skill
スチール深曲げ
ちょっとしたボンデ1.6の曲物です。
ただ少し細くて深い曲げ物なので、大きな金型がないと通常では、
なかなか曲げが困難な形状です。
今回は少しの妥協と工夫を駆使して曲げました。
底の部分を一旦W型に曲げて金型に干渉しないように曲げます。
そして一旦W型に曲げた底の部分を平らに曲げ直します。
底の部分を曲げ直している所です。
少しの妥協とは、真ん中に少し窪みが入ることです。
同じ事を行い曲げた配線カバーの拡大写真です。
この曲げ物に、アクリル焼付を施した写真が下のもので、角度替えてみると
筋が残っているのが解ります。
下地材・カーテンボックス・配線カバー・化粧にこだわりがない場合などには、
溶接箇所を少なくする有効な方法です。
この方法を用いて製作した集水桝/植木鉢をこちらで紹介しています。